一白水星
陰運気第五期【衰極】 本年度は、本命星が「北」へ遁甲(回座)しています。
本命星が、「坎宮」北へ回座すると、金銭的、肉体的にも、貧と、病が発生しやすく、精神的にも打撃を受け、理屈に合わない考えや、陰気、陰険に成り、気が落ち込む事に成りがちです。
故に、この一年間は、積極的に、守りを固め、春の来る日を待つ心境で過ごす事です。
後天北方は、一白水気の定位で有り、水気とは水の事で、温度が上昇すると雲と成り、雲の様に、在るが儘に、流れて居れば良いのだが、つい、慾を出したくなるのが、人の性(さが)です。慾を出すと、比重がが増し、雨水として、落下してきます。
雨水でも、地表を流れている間は、拾って貰えるチャンスは有るのだが、拾って貰えない儘、地下へ流れ込むと、自分自身では、這い上がる事が出来ず、他人が、掘り出してくれない限り、一生、表舞台には、踊り出る事が有りません。
本命星が、北へ、遁甲した時に、引っ越し、転職、新しい事業は絶対に避けて下さい。
もし、引っ越しした場合は、次から次へと、引っ越しの連続と成り、引っ越しをする度に、住居のランクが下がって行きます。転職も同じことが言えます。
新しい、事業も、苦労が伴います。失敗が多いです。一年待てばよいのですから。
本年度は、やたら動かず、堅固な守備に徹するのが、鉄則です。